たのもしな あまねき法の光には
人の心の やみものこらじ
    




    塵のちまたに 花ひらいたもの

     おどくの池にめばえ

     光り輝くもの

     法の庭に咲きほこる 花の菩薩よ

     むさぼり いかり おろかな心には

     無垢(むく)の花を咲かそう 

     病んだ心の隙間には

     ほんのり香りをとどけよう



      人はみな

        浄土に生まれた一輪の花

        あなたは花の観音さま

        わたしは花の地蔵尊

        宇宙いっぱい今生に

        心の花をひらこうよ

        花の菩薩はほほえんだ

        南無大悲観世音

        南無地蔵願王尊

 

 



 

合掌
  花の菩薩 瑞雲三十三観音
花の菩薩 瑞雲三十三観音





                             観音菩薩   
                 

ののさん  絵 ・ 亀岡市立一宮幼稚園児



地蔵菩薩
                  

四季の花 石仏庭園 3月 杏子 あんず 4月 白木蓮 はくもくれん 亀岡市指定名木

 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり 道元禅師 

花の菩薩 おかとらのお 4月 黄蓮 おうれん 般若心経写経仏 

石仏 桔梗 ききょう 野仏 コスモス 石仏庭園 はぎ すすき

  花の香りは
  風にさからいて薫ぜず・・・ 
  されど、善き人の香りは
  風にさからいて薫ず、
  正しき人の香りは四方にかおる ( 法句経 )

世の中には、その人がそばにいるだけで周囲がなごみ
明るくなるような雰囲気を持つ人がいる 
私達もそんな人間になれたらよいものだと思うが
これは、善き人のそばには
ちょうど、後光が照らすようにその周囲が明るくやわらぎ
そのかぐわしい香りがほのかに漂い
風にさからってどこにでも滲みわたっていく
私達の周囲にも
そんな徳の香りの高い人物はおられるもので
おそらくはそういった方を
仏や菩薩と称するのであろう

こあじさい いわがらみ やまあじさい
やまあじさい 5~6月 七段花 しちだんか
紅額 べにがく あまちゃ

我は仏にならずとも

生きとし生けるものみなを

もらさず救いたすけんと

誓う心ぞ仏なる


ガクアジサイ がくあじさい 額紫陽花 6月
 
   
 がくあじさい じょうがしま うずあじさい
     
  
        般若心経一字仏 般若心経の文字を一字ずつ彫り込んだ地蔵尊

   
    胸のつかえを話したいとき、聞いてくれる人がいますか
    くじけそうになったとき、はげましてくれる人がいますか
    悩み苦しんでいるとき、気持ちを楽にしてくれる人がいますか
    助けて欲しいそのとき、手をさしのべてくれる人がいますか
    うれしいとき悲しいとき、いつもそばにいてくれる人がいますか

   気持ちが落ち込んだとき、救われたことはありませんか
   気分がすぐれないとき 、心なごまされたことはありませんか
   生きるのがつらくて、弱音をはいたとき、
   はげまされたことはありませんか
   悲しくてとめどなく涙が流れたとき、
   元気ずけられたことはありませんか
   絶望のどん底にあったとき、
   勇気と希望をあたえられたことはありませんか

   忘れてしまいがちな、やさしさの心をよびさましましょう
   一輪の花をめでる、美しい心の目を開きましょう
   命の輝きを感じあえる、あたたかき心を育くみましょう
   尊き命を支えあう、よろこびの心をもちましょう

   日々心豊かに生きる、やすらぎの心に目覚めましょう

   自分こそ自分の救済者である、
  他人がどうして自分の救済者であろうか
  自己をよくととのえることで、得難い救済を得る  [
法句経]

 般若心経写経仏  
 万灯会  
  8月23日 石仏万灯会
  石仏庭園に1万本のローソクが灯る

のんのん  ののさま
のんのん ののさま 花菩薩
  お花のなかで にっこりと
やさしい母さん わらってる
  のんのん ののさま 
ほほえんだ

のんのん ののさま 花菩薩
  いつもお空で 母さんは
がんばれがんばれ はげまして
のんのん ののさま 
見ているよ

のんのん ののさま 花菩薩
お花のなかで 手をあわせ
さみしくないよと ささやいた
のんのん ののさま 
わらってる


ある日のことです 幼稚園の子供たちが大勢ハイキングに来られました
一人の園児が観音さまの前に立った時 「お母さん」 と叫んだ
その子のお母さんは半月前に亡くなったそうです
観音さまのお顔の中に 亡きお母さんの顔が見えたのでしょうか
この話を聞いて和尚はその子に この詩
のんのん ののさま を贈りました
不思議なことですが しばらくして その子のお父さんから電話があったそうです
お母さんと別れたお父さんは
その子のお母さんが亡くなったことを知らなかったのです
祖父母と暮らしていたその子は
お母さんの49日がすんだ後にお父さんのもとに行きました
そしてお父さんと幸せに暮らしています 

     
  
                   
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  TEL0771-22-1896
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                    保津川下り乗船場より車5分  
             
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